リーガロイヤルホテル
オーセンティック・フュージョン・レストラン
「THE RAY」
大阪にある「リーガロイヤルホテル」に新しいレストランが誕生しました☆
2022年10月2日にプレオープン、そして2カ月後の12月2日にグランドオープンしました。
THE RAY(ザ・レイ)
レストランへのアプローチが長めです。
回廊を経て進んでいきます。
店名にもあるように「一筋の光」に導かれて店内へ。
「削ぎ落とす美学」を追求した空間デザインは、限りなく無駄な要素を排除したもの。
しかし中之島のきらめく夜景をバックに、空間を開けて並べられているテーブルの配置や、木製の床にくつろぎを感じます。
清水焼の下皿。クロスに織られた模様も気になります。
卓上には生花ならぬドライフラワーのアート。
「植物の造形美」をテーマに、透明なアクリル樹脂の中に植物の種、実、花などを封入した「Sola Cube」が置かれています。
テーブルごとに違う花の種類で、それぞれにつけられた言葉があります。ちなみに私たちのテーブルの花は「千日紅」で、宙(そら)言葉は「大切に守る」。
おすすめメニューの「menu RAY(ムニュレイ)」をいただきました。
内容はこの12月2日から新しくなったそうです。
食材などのみ記されたシンプルなメニューはおしゃれな上、お楽しみも膨らみます♡
飲み物は女性ソムリエさんにお任せしました。
乾杯はシャンパン。
◆ピエール・ゴビヤール・シャンパーニュ・ブリュット・オーセンティック
調べによると、シャンパーニュが生まれた地、オーヴィレール産のシャンパーニュで、ドン・ペリニヨンの肖像画をエチケットに描くことが許された3社のうちの1社だそうです。
通常の倍の3年熟成を経て、コクとキレの両方が味わえると。
エレガントな香りなのに飲むとさっぱりとしていておいしい。
すぅ~っと喉の奥に消えていき、いくらでも飲めそう。
エクスペリメンタルソウルバンド「WONK」が選曲したBGMがかすかに流れています😌🎵
シャンパンを開け、この非日常な空間に浸っていると、コースの最初に運ばれてきたのは、お抹茶碗。
【アミューズ】清水焼天目碗(てんもくわん)
きのこのポタージュカプチーノ仕立て。
お抹茶をいただくように両手を添えていただきました✨✨
コースはいつもこの天目碗からスタートする掟だそうでう。
【2つめのアミューズ】仔牛のパテ ホワイトアスパラガスとグリンピースのムース
今度はお箸でどうぞと🥢トッピングのスポンジケーキにかすかな甘さ、桜やスパイスの香りも感じられ、フュージョンな一皿でした。
【1つめの前菜】蟹 千枚漬け 柑橘
蟹のほぐし身のタルタルを千枚漬けで巻いたものとハーブを散らした米粉の春巻き、周囲にはピンクグレープフルーツのジュレを張り詰め、しっかりキャビアが添えてある美しい一品。
ジュレは液体に見えるのにゼリー状でした。
イクラと思えばオリーブオイルだったり、トリックのような演出も楽しめました。
グラスが開いたころ、オーストラリアの白のドライリースリングが登場。
中之島の夜景が窓越しに美しいですね。
◆スプリングヴェイル・リースリング
「上品な果実味と伸びやかな酸を備えたエレガントな白ワイン」とのことで、辛口で良い感じ。
キューブ型のパンはブリオッシュ。
バターの風味が豊かですが、さらに無塩バターをつけていただくのがたまらない😍
パンが四角でバターが丸いなんて逆でおもしろい。
【2つめの前菜】ホタテニョッキ コールラビ 菊菜
実はホタテはニョッキで、ホタテに見えるのはコールラビ。
菊菜はムースとエスプーマの鮮やかなグリーン。パンと生ハムで作ったコカを添えて。
【3つ目の前菜】リードヴォー ヤーコン トリュフ
ベーコンを巻いた仔牛の胸腺肉をレモンバターソースと黒にんにくと赤ワインのソースで。梨のような味わいのヤーコンと、珍しい千切りのトリュフ添え。
こってりとソースをまとわせて、とてもおいしく完食。
◆ドメーヌ シュヴロ マランジュ ブラン 2016
次のワインはブルゴーニュの白。少し色づいていて、香りは甘く蜂蜜のようで、フルーティーな酸味と樽の香り。
【魚料理】寒鰆 菊芋 押し麦
魚に春と書くけれど今が旬!エッジが効いているのに低温調理により脂がのっていてとろり。鰆は余計な味付けをせずシンプルな感じで、ハーブのソースの対岸に、菊芋、押し麦、ハマグリ、背脂などを重ねたアーティスティックな付け合わせが。こちらも1枚目にしたいビジュアル♡
おかわりパンはシャンピニオン。
きのこ型をしたハードなパンで、バターをつけてまたもや完食。
【レギューム(野菜)】様々なカリフラワー
カマンベールとカリフラワーのシャーベット、ムース、最近見かける緑色を帯びたカリフラワーなどを散らしてあり、キャラメルの風味やサクサクをした食感も交えてカリフラワーを堪能。
この順番だとお口直しですが"野菜"とメニューには表記されています。
◆カステリ エンピリカ ウヴァージオ 2016
オーストラリアのシラーズを加えた赤。タンニンと土っぽさ、果実感もあって好き。
【肉料理】仔羊 林檎 ひよこ豆
ベーコンで包んだ厚みのある仔羊を、抜群の火入れにて!
生々しさを漂わせながらナイフを入れても血が滴ることがなく人肌に温かい。
お皿の温度で火が入り過ぎないように急ぎつついただきました。
エスニックスパイスを効かせたヒヨコ豆のソースとお肉のソースで。
付け合わせはリンゴのクラフティ、パッションフルーツの甘みや酸味を合わせて。
シェフによると火入れにこだわっておられるとのこと。お料理の温度はもちろんだけど、火入れ具合で味わいが変わってしまうし、やっぱりそこが一番重要。ゆっくり写真を撮っている場合ではない。
女性ソムリエのチョイスによるワインは美味しく手ごろなので、ペアリングも安心してお願いできそうです。
実はノンアルコールドリンクにも力を入れていて、ホテルやレストランに精通したドリンクディレクターが監修されます。次回は車で食べに行って、ノンアルペアリングを楽しもうかな♪
【デザート】アーモンド カフェ レリボ
この器は?
冒頭の清水焼から始まり、ラストはシェフの故郷、九州の有田焼でした。
ビスケットをベースに、アーモンドのソルベ、コーヒーとチョコのムースを配し、美しく型抜かれたココアのシガレットクッキーをのせたもの。レリボとはバターを作るときの副産物、バターミルクのことで少し酸味が楽しめました。
【食後の飲み物】W認証コーヒー または 紅茶
コーヒーは有機栽培、レインフォレスト・アライアンスのダブル認証つきのサステナブルなもの。
紅茶は「イングリッシュブレックファスト」「オーガニックアールグレー」のほか、季節限定の「梨と金木犀」から選べます。
ハーブティーは「ペパーミント&ジンジャー」「カモミール」「ハニーブッシュ」の3種。
私はレストランおすすめの「梨と金木製」をいただきました♪
良い香りでした~。
【小菓子】
フィナンシェ ビターチョコレート カシスとオレンジのマシュマロ
まるでアートみたいで、どんな味なのか想像し難いけれど安定のお味。
シェフ倉員直樹氏は、リーガロイヤルホテル(大阪)、フランスのミシュラン星付きレストラン、リーガロイヤルホテル京都「フレンチダイニング トップオブキョウト」のシェフを経てオープニングシェフに就任されたそうです。
若き自由な発想で繰り広げられるコース料理の数々は、アーティスティックなビジュアルの中に、リーガロイヤルホテルの正統派も秘めていて、満足度の高い味わい。また2カ月後にメニューが変わったら訪れたい♪
オーセンティック・フュージョン(正統×融合)をテーマにした、素敵な食体験を皆様もぜひ味わってみてください。
■THE RAY
大阪市北区中之島5-3-68
リーガロイヤルホテル アネックス7階
ランチ 12:00〜14:00 ¥8500〜
ディナー 18:00〜20:30 ¥12,500〜
※ディナータイムは小学生以下のお子様は個室のみ(個室料 6,325円)
※価格がすべて税サ込。
※クリスマス期間と、年末年始は、特別メニューです。※水曜日定休。(除外日あり)
予約お問い合わせ先
06-6441-0954
オフィシャルページ
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帰りはまた一筋の光に導かれて。
アネックス棟へは、バス乗り場のそばにあるエレベーターをご利用ください。
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