2021年05月25日

毎月通いたい味もコスパも最高の創作和食【飯田橋喝采】実食　口コミ　ブログ

毎月通いたい味もコスパも最高の創作和食！

飯田橋喝采

久しぶりに飯田橋へ。
和食も久しぶり。

某口コミサイトでは「コスパ最高」「感動」「拍手喝采」などと絶賛されていて、訪問するのを楽しみにしたの♪

駅の出口から歩いてすぐなのに、神田川とＪＲの線路にはさまれたこの場所は隠れ家的。
店構えも渋くていい感じ。

カウンター、テーブル席、奥に広めの個室。

あ、おしぼりがヒノキの香り💛
これはいい、いいお店～♪
ヒノキの殺菌力はもとより、その香りが好きなのです。

お酒が飲めないのが痛いけど、ノンアルコールだけで約３０種類の品揃えはスゴイ！

私は「生しぼり桃のビネガーカクテル」、お連れ様はノンアルビール「零」。

ノンアルでも乾杯したいっ！

さほど甘くなく酸味がスタートに良い感じ。

旬の食材をふんだんに使った10品のコース料理をいただきました。

■先付

「最中／御椀」

店名の入った最中。

豆腐チーズ、いぶりがっこ、りんごジャム、トリュフオイルをサクサク最中でサンド。

「好き！おいしい！」早速喝采。
※喝采　声を上げて褒めそやすこと。

御椀には、冬瓜のすり流し。

おだしがしっかり優しく効いている。
あ、ここいい（お店だ）わぁ～♡

■向付　お刺身が２回に分かれて登場
「桜鱒昆布〆黄味酢　春野菜」

ふたを開けると燻煙。

この香り好き。けっこうたくさん出てきました。

瞬間燻製の厚切りで脂がゆるんだ桜鱒。

まろやかな黄味酢をたっぷりつけていただきました。

ああ～、美味しいなぁ。

「アオリイカ　海苔醤油　花穂紫蘇」

目の覚めるようなブルーの器☆
アオリイカが積んであるの、面白い。

とろとろとした海苔の佃煮風のたれにからめて、花穂紫蘇と。

イカと紫蘇っていうなじみの組合せでありつつ、洒落た食し方♡

お酒禁止期間なので、ノンアルの日本酒「零の雫」。

米と米麹のみ使用で、保存料・香料無添加。

お酢を薄めたような、うっすら甘い発酵飲料。

■冷菜

「春の八寸」

わぁ、かごにキレイにもりつけられて。
日本料理の華やかなのがこの八寸。

魚のすり身が包まれた大葉の天ぷら

稚鮎の南蛮漬け

どうやって調理しているのか？半生で酸味のあるフルーツトマト。

バイ貝の旨煮

しゃきっとした蕗の梅浸し

香ばしい焼き茄子

しっとりとした合鴨

オレンジのせの鮟肝。（写真撮らずに食べてしまった！）

どれもが間違いなくお酒のアテですよね～。
あ～、お酒～～。

■温菜

「ホタルイカのコロッケサラダ仕立て」

ホタルイカと新じゃがのコロッケはサクサクの衣でアツアツ。

春菊のソースとホワイトアスパラガスのソース。エディブルフラワーたっぷりの華やかなサラダ。

脱アルコールワイン「CARL JUNG（カールユング）」

ドイツ産シャルドネ種のぶどうからワインを作る工程でアルコールを抜いたものだそうですが、こちらも甘めの薄いお酢のような。

香りはぶどう的だしグラスワインを持てたのがうれしい。

■魚

「熊野鮎のコンフィ」

来月の新メニューだとか。
太った鮎だけど５時間もかけてコンフィしたので頭から全部食べられますとのこと。

ぶつ切りにしてあるのが斬新。
この器もそれに合っていて素晴らしく見ごたえがある！
渋い緑と茶色の世界にうっとり。

うるか醤油という鮎を使った醤油と、ゴルゴンゾーラを隠し味にしたサワークリーム、グリーンの蓼（たで）オイルをつけて。

極薄のレンコンチップスは食感を、黄柚子の粉末は香りに加え、鮎のはらわた、タデと共に苦みを。

全部美味しかったけど、これが一番好きでした！

■凌

「一口つけ麺」

かつお、豚骨、鶏ガラから撮った濃厚なスープに柚子。
コシのある細うどんかにゅう麺かをつけていただく。

このスープ、残すのもったいない。
お湯を差して飲みほしたかったわ～。

ううずらのに煮玉子、セミドライのプチトマトはチャーシューに似せたのかしら？
麺には短冊海苔を差して、まるでつけ麺のミニチュアみたいでかわいい♪

■肉
「牛タンやわらか煮」