ドンペリとキャビアから始まるディナー!
京都 祇園に昨年末オープンしたラグジュアリーなダイニング。
四条通りのよーじやカフェの入っているビルの5階にある、祇園 呂色 (ぎおん ろいろ)
脚の長いグラス。細かく強い泡がしゅわしゅわ弾けてのどの奥に流れていく~♪
この感じ。この雰囲気。期待が高まります。
うすい豆のスープ
あっ、冷たいスープ!
ちょっと前までは寒かったのに、この日は暖かく、コートなしでおでかけ。
そんな気候を察して、柔軟にお料理に取り入れられるとは。さすが。
ズワイガニに、とろとろのゼリーとスープをからめていただく。ご満悦♡
もっさりと単調になりがちな豆のスープを、レモンとミントのアイス、レモンオイルでさわやかに。洗練された新しい味わいだな~。
三大珍味のワンスプーン
まるで美術館にきたみたい。食べられるオブジェだよ。
キャビアのスプーン
銀箔がキラキラ☆
すうっと最後に残るのは磯の風味。レモンのジャムとレモンの皮がアクセント。
トリュフのスプーン
燻製のうずら玉子の中にもトリュフジュースを注入しているそう。
玉子好きだから、これ、たまんないわ~。燻製とトリュフの香りが広がる。
目玉おやじに見えたのは内緒で☆
フォアグラのスプーン
なんとバナナプディング。フォアグラの食感とバナナの食感は無理なく調和するし、甘いのがフォアグラに合う♪ 山椒のニュアンスが加わって、小さいのに満足感たっぷり。
この3つのスプーンは、この食べ順で、前菜・メイン・デザートと完結しているそう。面白い!
「呂色」ってどんな色?
調べてみると「黒漆の濡れたような深く美しい黒色」なのだそう。
カウンターがその色なのかしら?
お料理、食器、カトラリーなどを引き立てる感じ。私もゲストとして、呂色に合うようなファッションで行ったよ。(最後にオマケ画像)
タイラギ炙り
目の前で、炭で炙ったタイラギが香ばしい。ライムジュースと木の芽の香り。フレッシュなそら豆。周りの黄色いパウダーは菊の花!
白味噌とマスタードのソースが和風のようでいて洋風かも?
芦屋のコシモプリュスがフレンチなので、フレンチをいただけるのかと思いきや、和食なのかしら?
シェフに尋ねると、「素材は全国から良いものを取り寄せていて、旬を追うと、京都寄りになる」のだとか。フレンチにこだわらず、美味しいものを美味しく食べるダイニングなのです。
ジョージアというグルジアの白ワイン。
白にしては色が濃い。梅っぽい香り。
土の中に甕を埋めて作るワインなのだそう。
淡路の四日熟成のサバ
これがサバ?やわらかでねっとりしっとり。四日も熟成させているのに、生臭さなど全くなし。一緒にミル貝とショウガの食感を楽しみました。
まわりのソースは、ホースラディッシュ入りの出汁醤油。
和牛のタン
また、絵画のような一皿が!
生食用に栽培してもらっているというエノキがシャクシャクと。たっぷりのナッツ。オレンジの香り。
ボンバルディアの赤
北イタリアのワイン。2006年のもの。お肉に合わせて。
6時間煮込んだ和牛のタン。たまらなくおいしい~!
山口県産 ふぐの白子
さくっとした衣で揚げられた白子がとろ~っと。
ゆりねとわさびのとろみのあるソースに同化。ほのかに和だしが香る。フレンチから和食へのアプローチだからできることなんですね~。
じゃばら(和歌山県の柑橘)の皮とオイルでさわやか。すべてのお料理に柑橘類を使っているそう。
フランス ロワール地方の微発泡
柔らかなかんきつの香り。
低温調理のフォアグラ ピスタチオ
ピンクと黄緑色の組合せが春らしい~。
ピスタチオクリームとピスタチオパウダー。カカオニブとキャラメルソースがけ。野生胡椒。香りも食感も楽しめました。
合わせるのはトスカーナの赤 パッシート
陰干しの黒ぶどうアルアティコから作られたあま~いワイン。フォアグラに合わせるためにこちらを用意されたそう。お皿の色とエチケットの色もぴったり!
とろんとろんのぷるんぷるん。
フォアグラは甘いものと一緒に食べることが多い。スイーツみたいに装飾されているのに、ちゃんとフォアグラが主張している。
のどぐろ 福岡産たけのこ せり
もち米を砕いたものを皮に貼り付けて揚げているので皮がサクサク。
だしは、牛と貝から。お魚料理に牛だしとは。すごいね。
クレタ島のリアティコ
1998年ということは、20年ものです。褐色がかった赤。発酵したお醤油のような個性的な香りと酸味。
ペルスヴァルと、何かのナイフを選ばせてもらえました。
直感で選んだのは左から二番目の、赤とモノトーンの市松模様のもの。この日の服に合わせて。
目の前で炭火で炙られる、メインのお肉。香りもご馳走。
塩をして出来上がり!
なんてきれいな色(≧▽≦)
松坂牛・鳩・鴨・仔羊の中からお肉をチョイス。最初はあまり食べることのない鳩を選んだけれど、仔羊がフランスから輸入されるのは16年ぶりと伺い、仔羊に決定。
やわらか!しっとり!ミルキーできめ細かい!
うっとりする最高の仔羊でした。バジルペースト、ゴマとナッツのソースで。
ホワイトアスパラガスも炙り焼きで、上にはモリーユ茸。
ジュブレイ・シャンベルタン
ブルゴーニュの赤を合わせて。
この日の〆ごはんは、鳥取の一夜干しカレイの炊き込みご飯。
連想したものとは違って、こんなのが来ました!
たっぷりの北海道産うに! サックサクの静岡産サクラエビのかき揚げ。
カレイの身もたくさんほぐされていて、とっても贅沢で美味しい〆ごはんでした。
玉ねぎと人参で甘味がついたフランス料理のスープに、セリとゆずを加えて和風の赤出汁に。もち麩入り。
最後にボルドーのデザートワイン。
グラスデセールは、苺とラズベリーのゼリー。
こんなにかわいくして出してくださるなんて。
ベリーとバラのアイスはとてもエレガント。ベリーのメレンゲがサクっと軽く。
次に、まあるい容器で出されたミニヤルディーズとお茶。
黒胡麻と黒豆のクリームが絞られた柑橘風味の最中。
生姜味のかりんとうにチョコをまぶしたもの。裏面がチョコレートの昆布。いちごのおこしの抹茶チョコがけ。
京都のおやつっていう感じ・・・と思っていたら、お茶はプーアール茶でした!
シェフのエスプリで魔法にかかったみたい。たくさんいただいたのに、あっという間に時間が経ちました。
メニューは仕入れや気候により臨機応変に変わっていくそうです。また再訪したいな~。
<オマケ画像>
カトラリーが洋服にぴったりでしょう??
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京都 祇園に昨年末オープンしたラグジュアリーなダイニング。
四条通りのよーじやカフェの入っているビルの5階にある、祇園 呂色 (ぎおん ろいろ)
いきなり、ドンペリからスタート☆
脚の長いグラス。細かく強い泡がしゅわしゅわ弾けてのどの奥に流れていく~♪
この感じ。この雰囲気。期待が高まります。
うすい豆のスープ
あっ、冷たいスープ!
ちょっと前までは寒かったのに、この日は暖かく、コートなしでおでかけ。
そんな気候を察して、柔軟にお料理に取り入れられるとは。さすが。
ズワイガニに、とろとろのゼリーとスープをからめていただく。ご満悦♡
もっさりと単調になりがちな豆のスープを、レモンとミントのアイス、レモンオイルでさわやかに。洗練された新しい味わいだな~。
三大珍味のワンスプーン
まるで美術館にきたみたい。食べられるオブジェだよ。
キャビアのスプーン
銀箔がキラキラ☆
すうっと最後に残るのは磯の風味。レモンのジャムとレモンの皮がアクセント。
トリュフのスプーン
燻製のうずら玉子の中にもトリュフジュースを注入しているそう。
玉子好きだから、これ、たまんないわ~。燻製とトリュフの香りが広がる。
目玉おやじに見えたのは内緒で☆
フォアグラのスプーン
なんとバナナプディング。フォアグラの食感とバナナの食感は無理なく調和するし、甘いのがフォアグラに合う♪ 山椒のニュアンスが加わって、小さいのに満足感たっぷり。
この3つのスプーンは、この食べ順で、前菜・メイン・デザートと完結しているそう。面白い!
「呂色」ってどんな色?
調べてみると「黒漆の濡れたような深く美しい黒色」なのだそう。
カウンターがその色なのかしら?
お料理、食器、カトラリーなどを引き立てる感じ。私もゲストとして、呂色に合うようなファッションで行ったよ。(最後にオマケ画像)
タイラギ炙り
目の前で、炭で炙ったタイラギが香ばしい。ライムジュースと木の芽の香り。フレッシュなそら豆。周りの黄色いパウダーは菊の花!
白味噌とマスタードのソースが和風のようでいて洋風かも?
芦屋のコシモプリュスがフレンチなので、フレンチをいただけるのかと思いきや、和食なのかしら?
シェフに尋ねると、「素材は全国から良いものを取り寄せていて、旬を追うと、京都寄りになる」のだとか。フレンチにこだわらず、美味しいものを美味しく食べるダイニングなのです。
ジョージアというグルジアの白ワイン。
白にしては色が濃い。梅っぽい香り。
土の中に甕を埋めて作るワインなのだそう。
淡路の四日熟成のサバ
これがサバ?やわらかでねっとりしっとり。四日も熟成させているのに、生臭さなど全くなし。一緒にミル貝とショウガの食感を楽しみました。
まわりのソースは、ホースラディッシュ入りの出汁醤油。
和牛のタン
また、絵画のような一皿が!
生食用に栽培してもらっているというエノキがシャクシャクと。たっぷりのナッツ。オレンジの香り。
ボンバルディアの赤
北イタリアのワイン。2006年のもの。お肉に合わせて。
6時間煮込んだ和牛のタン。たまらなくおいしい~!
山口県産 ふぐの白子
さくっとした衣で揚げられた白子がとろ~っと。
ゆりねとわさびのとろみのあるソースに同化。ほのかに和だしが香る。フレンチから和食へのアプローチだからできることなんですね~。
じゃばら(和歌山県の柑橘)の皮とオイルでさわやか。すべてのお料理に柑橘類を使っているそう。
フランス ロワール地方の微発泡
柔らかなかんきつの香り。
低温調理のフォアグラ ピスタチオ
ピンクと黄緑色の組合せが春らしい~。
ピスタチオクリームとピスタチオパウダー。カカオニブとキャラメルソースがけ。野生胡椒。香りも食感も楽しめました。
合わせるのはトスカーナの赤 パッシート
陰干しの黒ぶどうアルアティコから作られたあま~いワイン。フォアグラに合わせるためにこちらを用意されたそう。お皿の色とエチケットの色もぴったり!
とろんとろんのぷるんぷるん。
フォアグラは甘いものと一緒に食べることが多い。スイーツみたいに装飾されているのに、ちゃんとフォアグラが主張している。
のどぐろ 福岡産たけのこ せり
もち米を砕いたものを皮に貼り付けて揚げているので皮がサクサク。
だしは、牛と貝から。お魚料理に牛だしとは。すごいね。
クレタ島のリアティコ
1998年ということは、20年ものです。褐色がかった赤。発酵したお醤油のような個性的な香りと酸味。
ペルスヴァルと、何かのナイフを選ばせてもらえました。
直感で選んだのは左から二番目の、赤とモノトーンの市松模様のもの。この日の服に合わせて。
目の前で炭火で炙られる、メインのお肉。香りもご馳走。
塩をして出来上がり!
なんてきれいな色(≧▽≦)
松坂牛・鳩・鴨・仔羊の中からお肉をチョイス。最初はあまり食べることのない鳩を選んだけれど、仔羊がフランスから輸入されるのは16年ぶりと伺い、仔羊に決定。
やわらか!しっとり!ミルキーできめ細かい!
うっとりする最高の仔羊でした。バジルペースト、ゴマとナッツのソースで。
ホワイトアスパラガスも炙り焼きで、上にはモリーユ茸。
ジュブレイ・シャンベルタン
ブルゴーニュの赤を合わせて。
この日の〆ごはんは、鳥取の一夜干しカレイの炊き込みご飯。
連想したものとは違って、こんなのが来ました!
たっぷりの北海道産うに! サックサクの静岡産サクラエビのかき揚げ。
カレイの身もたくさんほぐされていて、とっても贅沢で美味しい〆ごはんでした。
玉ねぎと人参で甘味がついたフランス料理のスープに、セリとゆずを加えて和風の赤出汁に。もち麩入り。
最後にボルドーのデザートワイン。
グラスデセールは、苺とラズベリーのゼリー。
こんなにかわいくして出してくださるなんて。
ベリーとバラのアイスはとてもエレガント。ベリーのメレンゲがサクっと軽く。
次に、まあるい容器で出されたミニヤルディーズとお茶。
黒胡麻と黒豆のクリームが絞られた柑橘風味の最中。
生姜味のかりんとうにチョコをまぶしたもの。裏面がチョコレートの昆布。いちごのおこしの抹茶チョコがけ。
京都のおやつっていう感じ・・・と思っていたら、お茶はプーアール茶でした!
シェフのエスプリで魔法にかかったみたい。たくさんいただいたのに、あっという間に時間が経ちました。
メニューは仕入れや気候により臨機応変に変わっていくそうです。また再訪したいな~。
<オマケ画像>
カトラリーが洋服にぴったりでしょう??
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